栄進リース工業 点検と「履歴の証」セットで拡販

お知らせ
2009(平成21)年12月9日

山形県の地場仮設リース会社・栄進リース工業(本社・山形県天童市、東海林えい子社長)は、仮設安全監理者による足場の安全点検と「足場安全点検履歴の証」の掲示をセットで実施することで、販売拡大に乗り出す。今回、山形の地場ゼネコンの升川建設及び大山建設の現場で試験的に実施したことで好評だったため、全現場に適用する。

 現在、仮設安全監理者は4名で足場の安全点検を数多く行ってきたが、6月1日の改正労働安全衛生規則及び安全衛生部長通達が発出されたことで、全国仮設安全事業協同組合のソフト面のアイテムを最大限に活用し、経営理念の「安心・安全の足場の提供」を実践する。同社東海林直樹専務は、「安全点検履歴の証はお客様・会社内の意識改革といろいろ面で役に立ちます。これらのアイテムをこれからも大いに活用し、お客様に満足していただけるようハード面とソフト面の安全性を高めていく」と語る。

 現在、山形県での足場業界の環境も全国と同様に厳しく、ゼネコンも安全は大事だがお金も中々厳しいと吐露するのが現状で、今まさに手さぐりで安全面での対応を行っている。同社の仮設安全監理者もチェックリストを使用するだけではなく、体感的に、「これは危ない」と思えば早急に改善依頼を行い、安全面に怠りのない体制を整備している。

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