丹後労働基準監督署が規則改正の研修会 49名参加

お知らせ
2009(平成21)年12月4日

丹後労働基準監督署、建設業労働災害防止協会京都府支部京丹後分会・宮津分会、丹後労働基準協会は12月2日、京都府・与謝野町の「野田川わーくぱる」で、労働安全衛生マネジメントシステムの中核となる「リスクアセスメント」や足場にかかわる「改正労働安全衛生規則」について研修会を行った。参加者は、建設業者ほか合計49名。

 吉岡宏修同署長は、最近の管内の事故事例や建設労働災害の特徴のほか、リスクアセスメントの必要性を説いた。続いて、建災防京都府支部からは、DVDを使って、リスクアセスメントの進め方を解説、森英貴丹後労働基準監督署労働基準監督官は、規則改正、安全衛生部長通達について資料とプロジェクターを用いての説明を行った。

 また、リスクアセスメントについては、金下建設が、同社で実施しているリスクアセスメントの実情について、資料に基づき報告があった。

 さらに、足場に関しては、全国仮設安全事業協同組合近畿支部(藤井正光支部長)が協力し、まず、永井謙同組合事務局長が組合の概要を説明、藤間壯吉同組合安全監理室長は、災害発生状況と高所作業おける足場等の作業環境整備の重要性を強調し、柳井慎太郎同組合安全監理推進委員は、改正規則、安全衛生部長通達、手すり先行工法等に関するガイドラインの説明を資料とプロジェクターを用いて説明を行った。

 続いて場所を駐車場に移し、設営した実際の機材を用いて組立・解体の実演も行い、参加者からは熱心に質問があった。

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