ACCESSが一般社団法人建設技能人材機構(JAC)に正会員団体として加盟

お知らせ
2025(令和7)年11月1日

全国仮設安全事業協同組合(ACCESS)は、10月28日に開催された一般社団法人建設技能人材機構(JAC)の理事会において正会員団体としての加入が承認され、11月1日付で正式に加盟しました。今回の加盟は、技能者確保の観点から特定技能外国人の受け入れを希望する多くの組合員の声に応え、建設現場の人材確保と安全管理の両立を図るための大きな一歩です。

現在、建設業界では深刻な人手不足が続いており、外国人材の活躍が現場を支える上で欠かせないものとなっています。特に足場をはじめとする仮設工事分野では、技能を有する外国人労働者が現場の生産性と安全性を維持するうえで大きな役割を果たしています。こうした中で、建設業において特定技能外国人を受け入れるためには、JAC正会員団体に所属するか、もしくはJACの賛助会員として直接加入する必要があります。しかし、すでに賛助会員として加入している組合員からは、より柔軟で負担の少ない仕組みが求められていました。

ACCESSがJACの正会員団体となったことで、組合を通じた受け入れ支援や情報共有が可能となり、組合員の負担軽減、JACや行政の制度活用のしやすさが大きく向上します。今後は、外国人材の受け入れに関する最新情報や制度改正への対応をいち早く共有し、組合員にとって実務的に役立つ支援体制を整えていく方針です。

また、ACCESSでは以前から「現場で働く多様な技能者が安全に作業できる環境づくり」を重視してきました。今回のJAC加盟により、外国人材の安全教育や労務管理に関する情報提供をさらに充実させ、技能者の育成と安全確保の両面から業界全体の底上げを図ります。今後は、特定技能外国人に関する意向調査などを踏まえ、理事会で具体的な運用方法を検討し、組合員がより円滑に制度を活用できるよう支援を進めてまいります。

ACCESSは、組合員とともに、持続可能な建設業の発展と、安全で多様な人材が活躍できる現場づくりに取り組んでまいります。

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