本荘労働基準監督署が災害防止講習会 東北支部の滝沢氏が講師

お知らせ
2010(平成22)年9月1日

本荘労働基準監督署(須田健二署長)は8月19日、秋田県由利本荘市の本荘由利地域職業訓練センターで、「建設業労働災害防止講習会」を開催、建設業者及び同職員約50名が参加した。

 同講習会では、須田署長が、「労働災害は長期的には減少してきているが、ここ数年は横ばい状況にある。更なる労働災害防止のためリスクアセスメントの取り組みをお願いしたい」と挨拶。続いて、監督実施結果等の報告や労働災害発生状況及び労働災害防止対策等の説明があった。この後、コマツ建設の佐藤幸毅総務部長が、「我が社のリスクアセスメントの取り組みについて」の講演があり、一度休憩を挟んで、全国仮設安全事業協同組合東北支部の滝沢博明安全監理室長が、「改正労働安全衛生規則及び安全衛生部長通達」に基づく安全な足場等について、組立・解体を実演するとともに、「チェックリストに基づく足場の安全点検」のポイントについての説明もあった。質疑応答も活発に行われた。参加者の一人は、「実際の足場機材を見て確認できたことは非常に成果があった」と語った。

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