「2025 安全見える化大会」を10月22日に東京・建築会館で開催決定
- お知らせ
- 2025(令和7)年7月30日
私たち建設業、とりわけ仮設にかかわる企業は、住宅や社会インフラを支え、近年多発する自然災害の復旧・復興にも力を尽くしています。しかしその一方で、建設現場では今もなお、毎日のように尊い命が労働災害によって失われているのが現実です。特に建設業においては、墜落による死亡災害が全体の約4割を占め、減少傾向にある中でも深刻な課題として残り続けています。
こうした状況を一刻も早く改善し、安全で安心して働ける職場環境をつくるために、全国仮設安全事業協同組合(ACCESS・近藤昌三理事長)は組合創設以来、ハード・ソフトの両面から安全対策の強化に取り組んできました。その成果として、2017年には「建設職人基本法」が制定され、法による基本計画は2023年にその変更も行われ、私たちが掲げてきた理念が徐々に政策に反映されつつあります。今こそ、こうした取り組みの効果を現場で“見える化”することが求められています。
この理念をさらに推進するため、ACCESSは昨年度に続き「安全見える化大会」を開催いたします。今年は内容をさらに充実させ、最新の安全機材や足場作業のVR体験、作業中の身体的負担を軽減・サポートするアシストスーツの展示など、現場で役立つ技術や知識を体験できる展示を行います。大会式典では、安全衛生経費をテーマにしたパネルディスカッションを実施し、国土交通省(予定)やACCESSの「安全衛生経費標準見積書検討WGメンバー」が現場目線で議論を交わします。また、今回初めての試みとしてACCESSの組合員・賛助会員を対象に懇親会(仮称・会費別途)も企画し、全国から集まる仲間と直接語り合い、情報交換や交流を深める貴重な機会にしたいと考えています。
大会は10月22日水曜日、東京都港区の建築会館で開催します。屋外展示は午後1時から始まり、組合員各社が誇る安全機材や新しい技術をご覧いただけます。大会式典は午後2時から午後3時半までの予定で、安全に関する現状や課題、今後の展望を共有します。その後、午後4時半からは懇親会(仮称)を開催する予定です。ACCESSの組合員・賛助会員の皆さまには8月後半に正式なご案内を発出いたしますのでご確認ください。
現場の安全を共に考え、共に築いていくために、ぜひ多くの組合員の皆さまにご参加いただきたいと願っています。当日の会場で皆さまとお会いできるのを心より楽しみにしております。
■ 2025年10月22日(水曜日)
屋外展示・13:00 START(16:30頃終了予定)
大会式典・14:00 START(15:30頃終了予定)
懇親会(仮称)・16:30 START(組合員・賛助会員対象)
■ 東京・建築会館
東京都港区芝5-26-20 MAP
JR山手線・京浜東北線 田町駅 三田口(西口)より徒歩4分
都営地下鉄浅草線・三田線 三田駅 A3出口より徒歩2分
■ 出展企業
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