東日本高速道路株式会社（NEXCO東日本）新潟支社（佐久間仁支社長）は、10月10日、足場からの墜落・転落事故を防止し、工事現場の安全管理及び社員の安全意識並びに専門知識の向上に寄与したとして、ACCESS北信越支部（中嶋健博支部長）に対し感謝状が授与され、当支部を代表して寺尾敏志副支部長（藤田金屬株式会社・執行役員）が受けました。

NEXCO東日本新潟支社の墜落・転落事故防止対策の一環として、北信越支部では2020年度から同支社が選定した仮設足場の組立及び解体に係る施工計画書を事前確認し、施工上の留意点等を解説するとともに、対象の工事現場で専門家による具体的な足場の安全点検指導等を実施しています。

また、24年度からは、若手職員を対象に仮設足場の安全管理上の注意点等についての講話及び現地での足場点検指導を実施しています。

20年度から24年度までの間、施工計画書の事前確認99件、現地での足場安全点検指導30件、安全管理講話は６事務所（支社内の全事務所）に対して実施しています。

なお、これらのほとんどの場面においては、木曽謙治郎氏（株式会社旭コーポレーション・安全管理部長：フルハーネス型墜落制止用器具特別教育講師、足場の組立て等特別教育講師等）が専門家の立場として参画し、施工計画書の確認、講話資料作成及び講義並びに現地指導等にご尽力されています。
北信越支部は、引き続き行政当局及び各種関係団体と連携して、仮設に起因する労働災害の撲滅及び経済的地位の向上を目指し活動してまいります。