神奈川県県土整備局 建設工事における安全対策技術講演会

お知らせ
2010(平成22)年12月2日

神奈川県県土整備局企画調整部技術管理課は11月30日、横浜市の横浜情報文化センター新館情文ホールで、「平成22年度建設工事における安全対策技術講演会」を開催、県土整備局及び他部局の技術職員、神奈川県の市町村の技術職員、県内の建設業者の安全管理者約230名が出席した。同講演会は、県内の建設業者の安全管理者を対象に、建設工事の安全対策の重要性について周知・徹底し、労働災害防止を図るために実施するもので、平成6年度から実施しているもの。また、毎年、全国仮設安全事業協同組合が手すり先行工法の講師派遣などで協力しているがこれも通例となって5年間続いている。

 主催者を代表して寶珠山正和同県県土整備局技術管理課副課長は、「県の工事での労働災害は減少と増加を繰り返しているが、その中で重要なポイントは墜落災害防止である。事故が中々減らないことについては我々も由々しきことと感じており、人命は何よりも尊重されなければならない。今回3人の講師を招いているが、是非今回の講演を現場の安全活動の参考にしていただきたい」と挨拶した。

 講演では、稲葉久通厚生労働省神奈川労働局労働基準部安全課安全専門官が「建設工事における安全対策について」、村上隆博神奈川県都市整備技術センター県央支所長が「斜面崩壊による労働災害の防止対策について」、杉森岳夫全国仮設安全事業協同組合本部安全監理部課長が、「手すり先行工法等に関するガイドラインについて」それぞれ説明を行い、また、同組合関東支部は、手すり先行工法の実際の機材を用いてデモンストレーションを行った。

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