中部支部 資格取得講習会 小牧で開催

お知らせ
2010(平成22)年10月22日

全国仮設安全事業協同組合中部支部 (近藤昌三支部長)は10月14日、愛知県・小牧市のポリテクセンター中部で足場の安全点検の資格取得の「仮設安全監理者講習会」を開催した。受講者は37名で全員合格した。

 冒頭、近藤昌三支部長が、「今年は、建設業の墜落災害が急増しており、国も危機感を感じており、我々も墜落災害撲滅のために邁進するため、仮設安全監理者によるチェックに基づく足場の安全点検を推進している。この資格は点検するためには有効なものですので是非活用して欲しい」と挨拶した。

 導入研修では、加茂文雄同組合講師は、足場を取り巻く状況や国の動向を説明し、さらに「手すり先行工法に基づく働きやすい安心感のある足場」の組立・解体を実演した他、「仮設安全監理者によるチェックリストに基づく足場の安心感のある足場」を行った。さらに安全衛生部長通達では、専用チェックリストを用い、職氏名の明記も必要になる。本講習会で得た資格者は、組合のチェックリストを用いることできるため、この記録・保存が義務化の中では非常に有益なものとなる」と説明した。受講者の一人は、「記録保存の際には、是非組合の専用チェックリストを活用したい」との感想を述べた。

 続いて養生については井後房男同組合講師が、足場基礎、専用足場、システム足場、建て方足場などについては、竹内孝幸同組合講師がそれぞれ担当した。

なお、同講習会は、CPD等(継続学習)の学習プログラムとして、全国土木施工管理士会連合会、日本建築士会連合会の申請・登録可能なプログラムであり、登録することにより、8~9ユニットの取得実績がある。

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