中央工学校  アクセス協力の下、足場の組立・解体を研修

お知らせ
2010(平成22)年7月13日

建設専門学校である中央工学校は7月12日、13日の両日、長野県・軽井沢にある同校研修セミナー<南が丘倶楽部>で、全国仮設安全事業協同組合の協力を得て、「手すり先行工法に基づく働きやすい安心感のある足場」の講義と実技研修を行った。

 講師は同組合の杉森岳夫安全監理部課長が担当、実技は、13日、あいにくの雨の中であったが午後1時から夕方5時まで、講義は12日、13日の両日に渡って実施した。

 実技は、くさび緊結式足場、単管足場とわく組足場の3タイプ。学生17名が資材をトラックからの荷降し、組立・解体と搬出までの一環作業で行われ、学生は足場の組立・解体の実演を行った。同校の山本忠幸参与は、「学生は今2年生で来年春には全員が現場へ出て行く。彼らの多くは、地場ゼネコンに就職することが多く、手すり先行工法を組み立てることは役立つと思う。この経験を活用し、現場で是非頑張ってもらいたい」と語った。今回、手すり先行工法の組立・解体を行った学生である加藤光さんは、「足場を組立てた経験は今回が初めてでいい体験になってと思う。実地研修は苦労した分将来への財産にもつながることを実感した」とし、細田健太さんは、「実家が建設業であるため、単管足場の解体は経験があるが手すり先行工法ははじめてです。この工法の安全性について身を持って体験できたことは大きい」とそれぞれ語った。

 中央工学校は、講義のみではなく、実技にも重点に置く専門学校であり、この研修期間には、ボーリング調査、都市景観デザインの実技もあわせて行われている。

関連サイト
ACCESS公式SNSアカウント
ACCESS公式
SNSアカウント