仮設安全監理者5,000名突破 5,000番目は神興建設の横田課長に

お知らせ
2010(平成22)年5月13日

全国仮設安全事業協同組合はこれまで各地で仮設のプロである仮設安全監理者の育成のための資格取得講習会を全国で展開してきたが、このほど5,000名を突破した。4月27日現在で5,020名<組合員2,286名、組合員外2,734名>となった。これにより、組合がかねてより掲げてきた仮設安全監理者育成目標5,000名を達成することができ、全国津々浦々で点検が行える体制を整備した。同組合は今後とも、さらに資格取得講習会を活発に行い、年度内までに6,000名近くまで養成する方針だ。

記念すべき5,000番目の仮設安全監理者は、神興建設工事部工事課の横田太課長で、同社は地域密着型の地場ゼネコン。「お客様の幸せを第一に」をキャッチフレーズとし、東京都世田谷区を本社に置く建築建設を業務とし、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県の1都3県を商圏とする。今回、横田氏が受けた資格取得講習会は、現場事務所に出張するという極めて異例の講習会だが、同組合の川村勝也関東支部安全監理室長は、「20名集まれば、いつでもどこでも出張講習会を開催する」と語る。現場でまとまって受講したというレアなケースであり、横田課長はそのとりまとめ役に奔走したが、「非常にここの現場の皆さんはコミュニケーションがよくできて横の連絡が取りやすい。とりまとめたのは私ではありますが、和気藹々の雰囲気で仕事しているので、意見がまとまりやすかったのではないかと思います」と述べ、資格の活用方法については、「社内での現場の点検に活用したい」ときっぱりと話す。さらに、同氏は、「私たちは労働災害防止を指導する立場にある事を常に自覚し今年度弊社の安全スローガン“みんなで摘もうリスクの芽きれいに咲かせ無災害”のもと店社及び協力会とも連携を推進すると共に、自らの作業所からは事故は起こさないという強い信念を持って原点に振り返りヒューマンエラーの撲滅を図ります。」と語る。

横田氏は、同組合が5月25日、東京の明治記念会館で開催される「第十回通常総会後」の懇親パーティーの席上で、小野辰雄理事長から表彰状と記念品が授与される。

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