菊川工業が足場研修会 60名が参加

お知らせ
2010(平成22)年3月30日

菊川工業は27日、千葉県・白井市の同社キクカワテクノプラザで、全国仮設安全事業協同組合の協力を得て、「足場安全研修会」を開催、同社社員及び関係協力業者60名が参集した。

 渡辺英明同社製造施工次長は、「我々は足場を使用するが、足場に対する規則も改正され、さらに安全衛生部長通達も発出されたこともあり、足場に対する知識を深めなければならない。今般、全国仮設安全事業協同組合からの協力を得て、研修会を開催することになった。これを機会に我々もしっかりとした足場の知識を構築しなければならない」と挨拶した。

 続いて、杉森岳夫同組合安全監理部課長は、「皆さんは、カーテンウォール関係の業務を行っている関係上、足場にはなじみが深く、足場を使用する側の観点から講義を進めたいと思う。足場の規則改正及び安全衛生部長通達のポイントは、ハード面及びソフト面の両面があり、これを理解することで高所からの墜落撲滅に寄与してほしい」と語り、ソフト面の足場の安全点検から講義を始めた。座学は一時間ほどで完了し、続いて場所を駐車場に移し、組合員が展示した安全衛生部長通達に則った足場の全段に二段手すりとつま先板を設置する「手すり先行工法に基づく働きやすい安心感のある足場」と規則改正以前の従来足場、規則改正した足場の3パターンを紹介、安全衛生部長通達に沿った安全性の高い足場に対しての理解を深めた。

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