本組合長野支所長の川俣建夫氏 消防庁長官表彰受賞

お知らせ
2010(平成22)年1月12日

消防庁長官表彰を受ける

東洋安全防災社長兼全国仮設安全事業協同組合長野支所長の川俣健夫氏

東洋安全防災社長兼全国仮設安全事業協同組合長野支所長の川俣健夫氏は平成21年度の消防庁長官賞を受賞した。「予期せぬことで本当に嬉しい。これを機会にさらに安全活動に邁進したい。消火器メーカーで国内ナンバー1シェアの社長からも、羨ましいといわれた」と受賞の喜びを率直に話す。

 同賞は、勤続20年以上、50歳以上が条件。これまでも日本消防標識工業会会長表彰、全国消防機器協会会長表彰等を受賞しているため業界活動や地域に多大な貢献をしたのが理由。今後の同社での活動の重点事業は環境配慮型製品の販促。ペットボトルや再生紙を使った掲示板やソーラー式標識のシェア拡大を目指す。川俣氏は、「環境配慮型製品の普及には、従来型と比較して割高になるため、普及がいまひとつ進まない。行政の協力が不可欠だ」と吐露する。

 同氏は、昭和61年に請われての同社入社。以来、常務取締役を経て平成13年に代表取締役に就任。消防・安全標識の開発・販売に注力してきた。

 同組合長野支所長としても精力的に活動している。「今、長野県も国も手すり先行工法に基づく働きやすい安心感のある足場を義務化しているが、まだ、足場の安全点検の重要性の認識はいまひとつ。国土交通省長野営繕事務所と協力して勉強会を行いたい。返事としては前向きに検討したいという言葉を頂いている」と語った。

 <略歴>

  川俣健夫氏(かわまた・たてお)。昭和18年1月17日生まれ。66歳。長野県小川村出身。昨年11月に消防設備保守関係功労者消防庁長官表彰受賞。

関連サイト
ACCESS公式SNSアカウント
ACCESS公式
SNSアカウント